女子高生が一人暮らしを始めてみたら

節約とか、バイトとか、学業とかに従事してます。

超短期のリゾートバイトに行った話 その3

最後になります。ギンです。

様々な準備を乗り越えやっと電車に乗ったのです、が。

たかが一個県を跨ぐだけなのに交通の便の悪さからか

乗り継ぎ 3回

所要時間 6時間

という馬鹿みたいな記録を叩き出しました。

実際バイト開始の2日前に行った旅行では県3つの移動で7時間しかかからなかった事実を鑑みるとこのドチクショウな田舎がどれほど田舎of田舎なのかがわかります。いや、田舎は悪くない。牧歌的な風景と純朴な人々が住む田舎に十数年間住んだ田舎娘が言うんだから間違いないです。

 

話が脱線しました。

とりあえず私は今にもブラックホールを生成しそうなキャリーケースを転がしやっとの事でバイト先に到着したのです。

 

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…遠くない、ですか?

背中にはリュック、右手にはブラックホールを持った私が向かうのは山の上のホテルでした。

 

まあ実際はもっと近くにバスを止めてくださったのですが。あまりに山の上にあるので、車でホテルまで行くと耳がぶわわってなります。

 

寮暮らしに慣れている私は社寮生活にも速攻で馴染み、コンビニで磨き上げた完璧な対人スキル&接客でバリバリ働いていこうと決意しました。

しかし

 

リゾートバイト心得 4

メモ帳 死ぬほど大事

 

リゾートバイトになるような仕事に慣れている人などそうそういません。多くの事柄が始めて接する事象になるでしょう。

携帯でメモするから〜などという甘っちょろい考えは通用しません。職場に携帯電話・スマートフォンは持ち込めませんし、実際のところ「お得意先の藤原様に純米大吟醸の獺祭と焼酎の魔王サーブしといてね」などのトチ狂ったオーダーでない限り手で紙に書いた方がずっと早いです。

 

そして。多分これが一番大事で大変だと思うのですが。

 

リゾートバイト心得 5

社員さんがしている怖い話をできるだけ聞かない。

 

です。

控えめなところでいうと

「寮の10ウン号室に住んでた佐々木さん(仮名)、仕事が辛すぎて3日で脱走したって!」

 

「フロント忙しいのに誰もヘルプきてくれなくて号泣した…」

 

「私次の職場決まってるから。給料は安いけどココより全然マシ!」

 

怖いね

 

やる気がみるみる萎えるのでお耳にチャックです。

 

そうしてたくさんの苦労(靴が合わない・朝食を手に入れる術がない・最寄りのコンビニが最寄ってない・金がない…etc)を乗り越えて私が手に入れた金額は約7万円強(残業代・深夜給こみ)

9日間のバイトでこの金額は多いのか少ないのかよくわかりませんが、今回のバイトが自分の経験になったことは確かです。あと1kg痩せました。

もし来年の夏休み、もう一度このホテルで働きたいか?と聞かれたらまっすぐ答えたいと思います。

 

 

 

 

絶対にしない